ハウルの動く城

『ハウルの動く城』を観てきました。

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実はスタジオジブリ製作の映画を劇場で観るのは初めてだったりします。処が奥様はこれまでの作品を殆ど劇場で観ているとの事で「そういう事だったら…」と一緒に観に行ってきました。

観に行ったのは1月22日の土曜日で劇場は伊丹市にある東宝プレックスでした。普段はそれほど混む事の無い映画館なのですが、この日は休日という事もあって満席の状態。私達は開場1時間前程にチケットを購入したのですが、既に空席が少なくて取れたのが最後尾の真中あたり。それでも正面の席が取れたので上々です。

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ストーリーに関する感想

先ず言える事は正確に世界を掴むためには予備知識が必要ですね。劇中には知らない単語や知らない世界観が次々と視覚に飛び込んできますので理屈でストーリーを追いたい人には辛いかも知れません。実際私は何の予備知識も持たずにこの映画を観た為世界背景や人物設定はわからない部分を多々残したままエンディングを迎えました。

しかし一部しか見えない世界観という漠然とした背景を持ちながら人物の感情の描写は素晴らしいの一言でした。魔法と言う不可解な概念も感情がベースとなっていると思えばストーリーを追う為の妨げにはなり得ないと思えたのです。これはこういうものという割り切りができて映画を「心で感じる」見方ができる方ならば十分満足できる作品だろうと思いました。因みにスタッフロールが終わった後の私は目元が赤くなって鼻がグスグス云っておりましたよ(ノ´∀`*)

キャスティングに関する感想

何よりもはまり役だったのはカルシファーの我修院達也さんでしょう。違和感全く無し。素直にカルシファーを感じましたよ。次いでマルクルの神木隆之介さん。現在放映中の大河ドラマ「義経」でも牛若役をヒョイとこなすだけあって素晴らしいですね。そう云えば『千と千尋の神隠し』の坊も彼だったんだよな…と。サリマン役の加藤治子さんは上品そうな初老の女性という位置付けがピッタリ。ヒン役の原田大二郎さんは普段の鼻息がそのまま(?)と言うような狙い通りの役どころでしたね。そして荒地の魔女役の美輪明宏さん…彼の場合は画に声を充てているのではなくて声に画を充てているようなイメージなんですよね。

この様なサブキャラクターの上に主役のソフィーとハウルがいるわけです。ソフィー役の倍賞千恵子さん現実に冷めてしまっている少女と老婆になってしまった少女の表現は素晴らしいの一言でした。そしてハウル役の木村拓哉さんですが、自然ですね。しかもハウルも二枚目ですからね。もしも私が女性だったら耳元で「いい子だ」とか言われたら惚れますよ(┐(´ー`)┌オイオイ)。

感想まとめ

アクション映画が好きだったり写実的な描写が好きだったりする人には向かない映画かも知れません。しかし絵本が好きだったりピーターパンの世界が好きだったりするような人には絶対にお勧めできる映画だと思います。

難しい事を考えないで飲み物とポップコーンを持ちながら力を抜いて見ることができるそんな映画だと思いますよ。