景気の善し悪し

堺屋経済企画庁長官が閣議後の記者会見で、「一段と手応えのある状況になっている」と発言したそうです。判断理由は、タクシーの乗車率の上昇と、梅雨明け後の猛暑による季節商品の売れ行きだということです。

しかし、景気って本当に良くなってるんですかねぇ。単に過ごし難いというか、身体に悪影響を及ぼす猛暑に対策を張った結果が、上記の点に繋がっているだけなのではないでしょうか。視点を変えれば、失業率は過去最低のラインを更新し続けていますし、今年度卒業生の就職率もかなり深刻な状況です。

また、NYのダウ平均株価の暴落や円高の傾向から見ても金銭は流通していますが、経済の安定はまだまだ遠いとしか言いようがないと思われます。確かに景気対策の上で悲観的な見方は、その勢いを妨げるかもしれませんが、あまりに楽観的な考え方も国際流通が主流となっている日本経済全体の姿をみれば、ちょっと考え無しなのではないかなと思います。